モルタルを打つ
2008年3月15日。モルタルを打つ。
まずはホームセンターへ買出しに。買ったものは、
- インスタントセメント(セメントと砂が混合済みのもの。つまりモルタル)
- コテ
- スコップ(先が平らで、柄が30cmほどの小さいもの)
- 防水剤
- 霧吹き
である。モルタルは最初20kgのものを4袋2,000円で買ったが、足りずに後日買い増しした。いくつ買ったか記録が残っていないが、確か全部で10袋ほどだったと記憶している。
その他は全て合わせて2,000円ちょっとだった。
トロ舟と言われる、モルタルやコンクリートを練るための箱型の容器も1,500円ほどで売っていたが、考えた結果購入しなかった。引越しの際に大量に余ったプラスチックの衣装ケースを使えばいいのではないかと。
また練るための専用の鋤のようなものも、やはり1,500円ほどしたために購入は見送り。代わりに300円ほどのスコップを買った。
モルタルを打った後で硬化を待つ、いわゆる養生という過程にはブルーシートが必要。私は既に持っていたので買わずに済んだ。
家に帰り、さっそくプラケースにインスタントセメントを40kg入れ、モルタル用防水剤を混入し、スコップを使って水で練る。
ここで、専用の鋤を買っておけば良かったと後悔した。モルタルを練るのがこんなに重労働だとは!
モルタルの硬さが均一になったところで、池の内面に塗っていく。コテで金網の中に押し広げる感じだ。最初はやはり要領がつかめずに苦労した。塗りつけても、ポトッと下に落ちてしまうのだ。
途中でモルタルが乾いてくるので、霧吹きで水を吹き付けてやると作業しやすい。
インスタントセメントは1袋で、1cmの厚みで1平方メートル塗れるという。しかし厚さが1cmではいくらなんでも心もとないから、3cmは欲しい。そうすると4袋じゃ足りないだろうとは予測していたが、案の定、7割ほど塗ったところで買っておいた分がなくなってしまった。
急いで買い足しに行こうかとも思ったが、5時近くになっていたし、寒くなってきたので初日はここまでにした。
全体をブルーシートで覆って養生する。 モルタルが急速に乾燥してひび割れするのを防ぐためだ。
これから次の作業までの日、毎日、モルタルの表面に水を霧吹きで吹き付けた。
この後は残った部分を塗ったあと、縁に石を並べてモルタルで固定し、最後にもう一度全体にモルタルを打つ。
この頃には、玄関で冬眠中のカメももぞもぞと動いていた。
早くしないと冬眠から覚めてしまう!