ネコの墓
今日は池とは関係のない話。
ネコの日らしいので、ネコに関連したことでも書こうと考え、最初に思いついたのがこれだった。
最初に「うちの子の可愛さ自慢」はしないのが、私のひねくれたところなのである。
うちの中庭にはネコの墓がある。去年の春頃に作った。
そこには現在4匹のネコが葬られている。母親や妹が飼っていた猫たちであり、中には私が大学生の頃に飼い始めて、実家に連れ帰ったものもいる。
と言っても、それほど立派な墓ではない。穴を掘り、コンクリートの溜め枡を埋め、底に砂利を敷いただけだ。
写真には蓋が写っていないが、もちろん蓋もある。
最初は、枡の中に骨壷を入れようかと考えていた。梅漬け用の陶器の壺でも買ってきて、そこへ火葬した後の骨をあけようかと。
しかし妹が、「それでは土に還れないので可哀想」と言い出した。そのため、砂利の上に直接骨を載せる形にした。
やがて微生物に分解され、土に還るだろう。
墓標などはなく、ただ土を盛り上げているだけだ。
去年の夏の間、鉢に植えた花を傍らに置いていた。そのこぼれ種で今年以降、墓の周囲に花が咲くことを期待しているのだが、咲いてくれるかな。