小さなカメ池には、濾過装置が必需品である
小さなカメ池には、濾過装置が必需品だと思う。
カメは水を汚すということもあるし、水は動かしておかないと、細かな塵などが浮いたり漂ったりし、見た目にもよろしくない。
もちろん頻繁に水換えを行うならそれでいいだろうが、池の水換えとなると、室内の水槽のようにはいかない。
濾過の方法については、池を作ることになった時からずっと考え続けていた。そしてそれは今でも続いている。もっといい方法はないものかと。
私が今使っている濾過器は、以下の材料を元に自作したものだ。
それと、これ。
合計で4,000円弱。
コンテナのうち1つには底一面に小さな穴を開け、パイプを固定。中には濾過綿を入れた。
もう1つは、側面にパイプを通し、中には活性炭。
これら2つのコンテナを積み重ねる。つまりポンプで水を上のコンテナに入れ、2つのコンテナで濾過した後に池に水を戻すというシステムだ。
最大の欠点は、何と言っても密閉されていないことである。濾材が汚れで詰まると、水が濾過器外に溢れ出してしまう。これで今までに10回くらいは池の水を激減させてしまった。
そのため、上のコンテナにも、濾材が詰まった際に、吸い上げた水をそのまま池に戻すためのパイプを2本差し込んであるわけだ。しかしこれでも時々水が溢れてしまう。
春までに、改良したものを作りたいと思っている。
このくらいの濾過装置でも、あるのとないのとでは大違い。稼働させていないと、あっという間に池が濁る。
もっとも、稼働させていても常に池の水を透明に保つのは不可能で、藻類の繁殖によって濁るのだが、あまりに透明な状態よりは、中の生き物は却ってストレスを感じずに済むかも、と私は自分に言い聞かせているのだった。
揚水のためのポンプは、本当なら本体を池に沈めるのではなく、外に出しておきたい。水中では、万が一漏電したら、池の生き物は即全滅してしまいそうだ。
実際、最初はそうしていた。これを使っていたのである。
これは陸上でも問題なく使える。
やがてシャフトが摩耗して折れてしまったのを機に、水中ポンプに替えた。Amazonでマキシジェットを探しても見つからなかったためだが、今探してみたらあっさりと見つかった。最近売られ始めたのか、それとも私が見つけ損ねたのか……
今年はマキシジェットを購入し、改良した濾過器を作りたいと思っているが、さてどうしたらいいかな。