池を作る前の中庭
2008年の1月頃、家の引き渡し直後の中庭はこんな感じだった。
うちの中庭は、四方を建物に囲まれているわけではない。一方は開いていて、フェンスを立てている。言葉の定義の上では、これでも立派な中庭のはず。
写真にあるフェンスとウッドデッキ、そして株立ちにしたソヨゴは業者に任せて施工してもらったが、ここから先は自分でやらなければならない。
そもそも中庭が欲しいと思ったのは、池のためだけではなく、飼っているネコのためでもあった。
ネコは室内飼いとしているが、やはり外の空気ぐらいは吸わせてやりたいものだ。以前に住んでいたアパートでは、ベランダを網で囲い、ネコが出入りできるようにしていた。ベランダのコーナーに大型の突っ張り棒を立て、そこへ網を括り付けたのだ。
そんなわけで、ネコを中庭に出せるよう、中庭のフェンスはネコが飛び越えたり、あるいは潜り抜けたりできないようなものにした。確か20万円ほどかかったはず。
またフェンスは、「カメが隙間を通り抜けられないもの」というのも重要な条件だった。でなければカメを中庭で放し飼いにはできない。
この写真は夜に撮影したものなので見えていないが、フェンスの向こう側は、完全に開けた空間である。隣家はない。そのため、うちのネコやカメが逃げ出せないと同時に、外のネコが何かを足掛かりにして入って来ることもできない。
池を設置する場所については、ソヨゴを植えてもらう時点である程度決めていた。
暖かくなってカメが冬眠から覚めるまでに池を作らねばならない。先日のエントリで紹介した自作水槽はすでに破棄しており、カメは衣装ケースの中で冬眠中だったのである。
次回から、池を作る過程を順に追っていこう。