カメの多頭飼いは、スペースが狭い方が逆にうまくいくのかも
うちのカメ、ミドリガメのハヤシさん♀とクサガメのマルちゃん♂だが、お世辞にも仲がいいとは言えない。
死んでしまったミドリガメのカレー君♂も含め、以前に自作の90cm水槽で飼っていた時にはケンカなどしている様子は全くなく、穏やかに共存していたのだが、池で暮らすようになった途端、お互いに威嚇し合ったり、追いかけ回す場面をときどき見かけるようになってしまった。
最近、ハヤシさんが池の外に出ている時間が長いのは、マルちゃんから逃げているのかもしれない。
それでも池に餌を投げ入れると、慌てて池の中に飛び込むところがかわいらしい。
思うに、狭い環境で飼われていると、ケンカなどすれば逃げ場がないだけに、お互い命を落とすまでやり合ってしまう危険がある。そのため、本能的に他のカメを攻撃したりしない。
しかし池のようなそれなりに広い環境になると、弱い方は逃げることができるので、命まで落とす危険は少ない。こうなると、押し込められていた本性が目覚め、縄張りを(?)争うようになってしまうのではないか。
まあ、マルちゃんがハヤシさんを追い回しているのは、敵とみなしているからではなく、逆に恋しいからである気もする。オスとして、メスを求めているのだと。
2匹の様子を見ていると、背の低い日本の男が、すらっと背の高くグラマラスなアメリカ美女を追い回している画が頭に浮かんできてしまう。
頑張れ日本男児!
いくら頑張っても子孫は残せないけどな! ごめんな!