池の生き物の食事
うちの池にはカメのほかにマブナとドジョウとメダカがいるが、ちゃんと餌をやっているのはカメだけである。
サカナたちは、カメに餌をあげると、そのおこぼれにあずかろうと必死だ。朝はマブナが、夜はドジョウが水面まで上がってきて、ぱくっとカメの餌をくわえて潜っていく。またメダカもカメの餌に群がって一所懸命つついている。
今朝の風景。マブナのふーちゃんが餌を狙っているのがお分かりいただけるだろうか。
このフナは20cmを超えているので、なかなか立派である。丸々と太っているところをみると、カメの餌は栄養価が高過ぎるのかな?
ドジョウも20cmを超えていると思われるのが何匹か……ドジョウは時々田んぼで捕まえて池に放しているのだが、死骸を見たことがないのは、単にまだ1匹も死んでいないのか、それともカメに食べられているのか?
メダカは時々死んでいるのを見つけるので、池から出して木の根元に埋めているが。
特にメダカには、池のボウフラ退治も期待している。充分に働いてくれているようだ。
また睡蓮の根元に光を当てるため、睡蓮を植えた鉢を池から出してタライの中に沈めておくと、タライの中であっという間にイトミミズが繁殖する。池の中では、イトミミズは常にフナやドジョウに食べられているので、それほど増えないのではないかと思う。
藻類やボウフラ、イトミミズをメダカやドジョウが食べ、その死骸をカメが食べるとなれば、この小さな池でも食物連鎖が成立するのだろうか?
いや、きっとカメに餌をやらなくなれば、サカナも減り、カメも飢え死に、となって池の脊椎動物は全滅だろうな……って当たり前か。