「池のある中庭」のある生活

かねてからの夢だった中庭、そして池のことなど

シンボルツリーをソヨゴにしてよかった

このブログはこれまでのところ、主に家を建てた2008年の初めから順に、中庭や池の変遷を書いてきている。だがこれからは思い付いたことを気ままに書くことが増えていくと思う。

今日は中庭のシンボルツリーの話。

 

うちの中庭は、八畳分の広さがある。

こう言うと広いと思われるかもしれないが、実のところ、そうでもない。

 

部屋も、何もない状態で八畳というとかなり広く見える。

しかしベッドを入れ、棚やタンスを入れ、テーブルないしコタツを入れると、もはや手狭どころか歩くのがやっとである。それと同じで、中庭もウッドデッキを作り、シンボルツリーを植え、池なんてものを作ってしまうと、あとは狭いものである。

 

中庭のシンボルツリーは、株立ちにしたソヨゴ(冬青)。漢字で冬に青と書く通り、冬でも葉が落ちることはない。

これは今日撮影した。

 

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花は初夏に咲く。非常に小さく、直径3mmほど。花びらが全てつながっているのが面白い。
雌雄異株であり、うちのは全て雄株なので実はならない。なので見たことはないが、小さな赤い実がつくようだ。雄株にしてくれと頼んだわけではないが、池のすぐ隣なので、実が池に落ちずに済むのは有り難かったのかもしれない。
花は池に落ちるので、初夏には時々ネットですくい取っているが、なかなか風情があるとも思っている。

こんな花だ。

 

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今のところ害虫に悩まされたことはない。
一昨年、スズメガの幼虫らしいものが何匹か付いていたが、棘や毒のない、見ようによっては青々として綺麗な芋虫だったので、そのままにしておいた。やがて蛹になるために木を降りていったが、どこで蛹になったのだろう。そして無事に飛び立って行っただろうか。

 

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もう戻ってこなくていいけどね。

 

ていうか絶対戻ってこないでね。

 

あとカイガラムシが少しついている。見つけると指で取り除いているが、なかなか全滅はしてくれないようである。

もしも害虫が増えてしまったら、駆除は容易ではない。隣の池に薬液が入らないようにしなければならないのだから。

 

成長もゆっくりで手入れもしやすいし、ソヨゴはシンボルツリーとしておすすめである。