いったい写真データというものはどのように保存しておけばいいのだろうか
皆様はデジタルな写真データをどのように管理されているだろうか。
私は、デジタルカメラおよびガラケーで撮った写真は全てPCに保管、こまめに別ハードディスクドライブにバックアップしていた。PCのハードディスクが突然破損しても大丈夫なように、である。
2台のハードディスクが同時に破損する可能性も0ではないものの、それなりに確実な方法だと思っていたのだが、先日、少なくない数の写真ファイルが壊れていることに気づいた。慌ててバックアップを確認すると、そちらも同じように壊れてしまっている。ご丁寧に壊れたファイルをコピーしてしまっていたわけだ。
急いでJPEGを修復できるフリーウェアを2つばかりインストールして試してみたが、どちらでも修復は叶わなかった。
このせいで、初期の池の写真もだいぶダメになってしまった。実に残念である。
いつ、どうして壊れたのか。
考えられるのは、PCを買い替えてデータを移行したときだろうか。
しかしPC、というか一つのハードディスクはそんなに長期間使い続けられるものではないし、場所を移動するたびにデータが壊れていないか全ての写真をチェックするなんてやってられない。
今は、写真はiPhoneかiPadでしか撮らない。それらの写真はデバイス内のカメラロールに保存されるだけでなく、iCloudのフォトストリームに保存されるし、また私はDropboxを使っていて、そこへ写真が自動でアップロードされるようにしている。そのDropboxの「カメラアップロード」フォルダの内部に、適宜サブフォルダを作って整理しているわけだ。
Dropboxはクラウド内とローカルのPCとでファイルを同期しているし、さらにはiCloudも合わせて、合計3箇所以上にデータを保存しているわけだが……この方法も絶対に大丈夫、と言えるだろうか。
そんな心配を突然感じてしまったものの、やはりクラウドに写真が自動でアップロードされるのは非常に便利である。いちいちスマホやタブレットから写真を移す必要がないし、バックアップも兼ねているのだから。
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今回のようなことがあると、デジタルデータで本当に大切なものは、上書きで保存していくのではなく、次々に複製を作ってそれぞれ別に保存しておかなければならないのではないかと思えてくる。そして今回のようにデータが破損したら、コピーを新しいものから古いものへと順に確認していき、壊れていないものを見つけたら、そこから復元するのだ。
1つのハードディスク内に複数のバックアップを作っておいても、物理的にハードディスクが破損すれば無意味である。となると、その都度DVD-Rにでも焼いて、増え続けるディスクを保管し続けるしかない。
光学ディスクも読み出せなくなることがあるとはいえ、多分この方法が一番確実なのだろうなと思う。
でも、そんな方法はとても実行する気にはなれない。結局は今までどおり、何の改善策も見出せないのであった。
それにしてもJPEGが壊れるなんて初めて経験した。
池の写真(だけじゃないけど)、惜しいことしたな……